高校生の親

こどもは高校生。

大きくなったのだから、

もういろいろ口を出してはいけない。

でも心配で、

こころの中は、いてもたってもいられなくて、

ああ、なんだかこのストレスの溜まる感じが、

ああ、親って、なんなんだろう。

ごはんと洗濯とおこづかいくらいか、

私が必要とされるのは。

花は本来咲くべき時期に

最近、菜の花を1月に咲かせようとして早くに植えたり、

そんなの見ると、思うんだ。

結局、寒さや霜にやられて、残念なことになったけど、

本来咲くべき時期に 花は咲くのだよ。

人間も一緒。

人それぞれのタイミングで,その時が来たら、

自分で歩き始める。

だから、焦らせたり手を出し過ぎちゃいけないんだな。

それに、

花が咲いて、蝶がやってきたり、ハチがやってきたり、

そうやって、いろんなものが繋がっているのだから、

だから、人間のエゴで、菜の花早く植えてもダメなんだ。

自然はいろんなことを教えてくれる。

みんな繋がっていること。

物事には最適なタイミングがあること。

子育てには見守ることが大事なこと。

自分のペースでいいってことも。

そうして大きな包容力で包んでくれる。

自然。

すごく美しく、ときに脅威で、

ぜったいに逆らえない大いなる力。